FX・為替のスプレッドとは?
FX会社に口座を開設することは無料で出来ます。
ただし、FXの場合、システムを利用して取引の注文を出すので手数料が必要となり、それがスプレッドと呼ばれるものとなります。
スプレッド(spread)とは、日本語で「広げる」を意味しますが、FX(為替)のスプレッドも同じように売値と買値の差のことを意味します。
DMM FXの場合、売り買いの間に表示されている数字がスプレッドで、ドル円0.3pips(2019年10月から0.2pipsに変更)、ユーロ円0.5pips、ポンド円1.0pips、ユーロドル0.4pipsとなっています。
外為オンラインの場合はスプレッドが表示されていないので、それぞれのレートの差を「買いレート – 売りレート」で計算する必要があります。
外為オンラインのスプレッドは、ドル円1pips、ユーロ円2pips、ポンド円3pips、ユーロドル1pipsです。
上記のとおり、それぞれのFX会社がスプレッドを定めていますが、「流動性低下」や「経済指標発表」「要人発言」などでスプレッドが広がることがあり、その場合は損なのでエントリーを控えましょう。
スプレッドが狭いFX会社を使おう
スプレッドは売っても買っても必要です。
昔は、このスプレッドの他に取引手数料も徴収されていたので、その当時と比べれば今はとても良心的ですが、それでも勝ち負けを分ける重要なポイントとなっています。
例えば、DMM FXと外為オンラインを比較した場合、どちらも1万通貨単位なので、ドル円を1ポジション売った瞬間、DMM FXが30円のマイナスとなり手数料として徴収されるのに対し、外為オンラインは100円徴収されるのです。
この70円の差はかなり大きくて、取引単位や取引回数が多くなるとさらに凄い差が生まれます。
スキャルピングで1日に何十回もトレードする人の場合、1日でも数万円の違いが出るので、FXで勝つためにはできるだけスプレッドが狭いFX会社を利用する必要があるのです。
FX会社を変えただけで、今まで負けていたのに勝てるようになったという方もいるので、スプレッドは重要ですよ。
スプレッドでFX会社を比較を参考にして、自分に合ったFX会社を見つけてください。
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