ボリンジャーバンドの見方・使い方
5月 6, 2015テクニカル指標分析
ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)は、移動平均線とその上下に3本ずつの標準偏差が表示されるトレンド系テクニカル指標です。
上の画像は、ドル円15分足にボリンジャーバンドを表示しています。
ラインは下から「-3σ・-2σ・-1σ・中心線・1σ・2σ・3σ」で、『σの読み方はシグマ』です。
ボリンジャーバンドの特徴
- 95%の確率で-2σ~2σの間で動く
- 値幅によってボリンジャーバンドの幅が変わる
- 中心線(移動平均線)の方向に動く
- ボリンジャーバンドの幅が収縮したら大きく動き出す可能性大
ボリンジャーバンドのFXトレード手法
ボリンジャーバンドを順張りに使う
ボリンジャーバンドが収縮して幅が狭まった時はパワーを溜めているので、動き出した時に順張りでエントリーします。例えば、ボリンジャーバンドの幅が狭まった後、陽線が連続で出続けたり、長い陽線が出れば買いでエントリーし、その逆ならば売りでエントリーしましょう。
ボリンジャーバンドが収縮して幅が狭まった時はパワーを溜めているので、動き出した時に順張りでエントリーします。例えば、ボリンジャーバンドの幅が狭まった後、陽線が連続で出続けたり、長い陽線が出れば買いでエントリーし、その逆ならば売りでエントリーしましょう。
ボリンジャーバンドをレンジに使う
レンジの場合は一番簡単で、安値と高値を見ながら-2σ~2σの間で売買を繰り返しましょう。ただし、いつレンジ離れするか分からないので、直近高値を超えたり、直近安値を割れてそのまま戻らない場合は、潔く損切る必要があります。
レンジの場合は一番簡単で、安値と高値を見ながら-2σ~2σの間で売買を繰り返しましょう。ただし、いつレンジ離れするか分からないので、直近高値を超えたり、直近安値を割れてそのまま戻らない場合は、潔く損切る必要があります。
ボリンジャーバンドを逆張りに使う
95%の確率で-2σ~2σで動くということは、「-3σ以下は売られ過ぎ」「3σ以上は買われ過ぎ」なので、ある程度戻す可能性が高く、その戻りを狙って逆張りでエントリーすることが可能です。ただし、勢いが強いと「バンドウォーク」と言って、-3σ・3σに引っ付いたまま一方的に行ってしまうので注意が必要です。また、思い通りに戻りを試しても、長時間キープできるポジションではないので、中心線近くで決済しましょう。
95%の確率で-2σ~2σで動くということは、「-3σ以下は売られ過ぎ」「3σ以上は買われ過ぎ」なので、ある程度戻す可能性が高く、その戻りを狙って逆張りでエントリーすることが可能です。ただし、勢いが強いと「バンドウォーク」と言って、-3σ・3σに引っ付いたまま一方的に行ってしまうので注意が必要です。また、思い通りに戻りを試しても、長時間キープできるポジションではないので、中心線近くで決済しましょう。
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