一目均衡表の見方・使い方
5月 6, 2015テクニカル指標分析
一目均衡表は、雲(上限・下限)と基準線、転換線、遅行線から成り立っているテクニカル指標です。
上の画像は、ドル円日足に一目均衡表を表示しています。
他の時間足でも役立つテクニカルですが、多くの人が日足を見ているので、毎日、日足の一目均衡表の確認はした方が良いでしょう。
なお、一目均衡表は時間によって変化するため、一日に何度か確認することをおすすめします。
一目均衡表の特徴
一目均衡表の見方・使い方は人それぞれですが、次に挙げるポイントを見ておけば、とりあえず大丈夫です。
一目均衡表のすべてのラインが抵抗・支持になる
雲の上限・下限も含めて、ローソク足の上にラインがあればレジスタンス(抵抗)となり、逆に下にラインがあればサポート(支持)となります。超えたり、割れたりすると抜けた方に大きく動く可能性があるので注意しましょう。
雲の上限・下限も含めて、ローソク足の上にラインがあればレジスタンス(抵抗)となり、逆に下にラインがあればサポート(支持)となります。超えたり、割れたりすると抜けた方に大きく動く可能性があるので注意しましょう。
一目均衡表の雲の中はレンジになる可能性がある
一旦、雲の中にローソク足が入ると、上下どちらに行くか決めるために、雲の中でレンジになることが多いです。抜けた場合は、そちらについていくのが定石となります。
一旦、雲の中にローソク足が入ると、上下どちらに行くか決めるために、雲の中でレンジになることが多いです。抜けた場合は、そちらについていくのが定石となります。
一目均衡表の雲が厚いと強い
雲の厚みでレジスタンス、サポートの強さがわかります。
雲の厚みでレジスタンス、サポートの強さがわかります。
一目均衡表の雲がねじれるとトレンド転換の可能性がある
雲は時々ねじれて交差しますが、その場合はトレンドが変わりやすいので注意が必要です。日足の場合は、トレンド転換すると一気に抜けてくる可能性があります。
雲は時々ねじれて交差しますが、その場合はトレンドが変わりやすいので注意が必要です。日足の場合は、トレンド転換すると一気に抜けてくる可能性があります。
転換線が基準線を下から上に抜けたら買い
緑の転換線が赤い基準線を下から上に抜けることを「ゴールデンクロス」と言い、買い優勢になります。
緑の転換線が赤い基準線を下から上に抜けることを「ゴールデンクロス」と言い、買い優勢になります。
転換線が基準線を上から下に抜けたら売り
緑の転換線が赤い基準線を上から下に抜けることを「デットクロス」と言い、売り優勢になります。
緑の転換線が赤い基準線を上から下に抜けることを「デットクロス」と言い、売り優勢になります。
転換線・基準線の方向と角度に注目
転換線や基準線はレジスタンス、サポートとして機能するため、方向と角度には重要な意味があります。例えば、ローソク足の下にある転換線が急角度で上昇してきていれば、サポートされて底堅い可能性が高いです。
転換線や基準線はレジスタンス、サポートとして機能するため、方向と角度には重要な意味があります。例えば、ローソク足の下にある転換線が急角度で上昇してきていれば、サポートされて底堅い可能性が高いです。
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