モメンタムの見方・使い方
5月 8, 2015テクニカル指標分析
モメンタム(Momentum)は、現在の価格と過去の価格を比較して、売買の強弱を描画するオシレータ系テクニカル指標です。
上の画像は、ドル円15分足にモメンタムと単純移動平均線を表示しています。
下の青いラインがモメンタムで、0を基準にそれよりも上の場合は買い優勢、下の場合は売り優勢の状態です。
モメンタム(Momentum)のFXトレード手法
モメンタムは、他のテクニカル指標と併せて利用すると、だましにあう可能性が下がるのでおすすめです。
上の画像の場合、移動平均線と併用することにより、「ローソク足が25MAを超え、さらにモメンタムが0を超えたので買いでエントリー」「2本連続陰線で、さらにモメンタムが0を割れそうになっているので決済」というように、2つのテクニカル指標の条件によってエントリーと決済の精度を高められます。
なお、モメンタムの見方・使い方については次の通りとなっております。
買いでエントリーする場合のモメンタムの条件
・下にある青いラインが0を超えて上昇したとき
・青いラインが0以上にあり、さらに上昇したとき
・下にある青いラインが0を超えて上昇したとき
・青いラインが0以上にあり、さらに上昇したとき
売りでエントリーする場合のモメンタムの条件
・上にある青いラインが0を割れて下落したとき
・青いラインが0以下にあり、さらに下落したとき
・上にある青いラインが0を割れて下落したとき
・青いラインが0以下にあり、さらに下落したとき
モメンタムを使った決済のタイミング
モメンタムは角度や上下動の大きさでそのトレンドの強弱が分かるので、「青いラインが横を向いたり反転した場合」「直近の山や谷を更新できなかった場合」は、決済のタイミングを計りましょう。
モメンタムは角度や上下動の大きさでそのトレンドの強弱が分かるので、「青いラインが横を向いたり反転した場合」「直近の山や谷を更新できなかった場合」は、決済のタイミングを計りましょう。
ダイバージェンスに注意
「ローソク足が上昇しているのにモメンタムが下落している場合」や逆に「ローソク足が下落しているのにモメンタムが上昇している場合」のことをダイバージェンスと言います。この状態になると、トレンドが反転する可能性があるので気を付けましょう。逆張りを仕掛けるポイントでもあります。
「ローソク足が上昇しているのにモメンタムが下落している場合」や逆に「ローソク足が下落しているのにモメンタムが上昇している場合」のことをダイバージェンスと言います。この状態になると、トレンドが反転する可能性があるので気を付けましょう。逆張りを仕掛けるポイントでもあります。
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