ROC(Rate of Change)の見方・使い方
ROC(Rate of Change)は、現在のレートと過去のレートを比率化し、その変化率を描画するオシレータ系テクニカル指標です。
上の画像は、ドル円5分足にROCと単純移動平均線を表示しています。
ROCが威力を発揮するのはレンジ相場ですが、だましの多いテクニカル指標なので、トレンド系も併用しましょう。
ROCのFXトレード手法
DMM FXのプレミアチャートでは100が基準となりますが、チャートによっては0が基準となります。
中心線であるこの100を超えると買い優勢、100を割れると売り優勢と判断します。
ただし、100越え、100割れしても思ったように動かないだましの状態が結構発生するため、このルールだけでエントリーすると確実に負けます。
必ず、トレンド系テクニカル指標と組み合わせて利用しましょう。
上記の画像の場合、ROCと単純移動平均線を併用することで、だましを回避しています。
逆張りで利用する場合は、大きく上下に動いた時にエントリーしますが、そのまま一方的に動いてしまう可能性もあるので気を付けてください。
決済のタイミングは、ROCが逆に動いた後にトレンド系でシグナルが出た時です。
エントリー・決済ともに、初めにROCでシグナルが出て、その後にトレンド系のシグナルが出ます。
Related article
RCI(Rank Correlation Index)は、価格と時間、日に順位付けし、売買の強弱を描画するオシレータ系テクニカル指標です。 ...
ATR(Average True Range)は、相場の変動率を描画するオシレータ系テクニカル指標です。 上の画像は、ドル円15分足に...
GMMA(Guppy Multiple Moving Average:複合型移動平均線)は、「投機筋の短期線」と「投資家の長期線」それぞれ6...
エンベロープ(Envelope)とは、移動平均線を中心に乖離線を描画するトレンド系テクニカル指標です。 上の画像は、ドル円日足にエンベ...
線形回帰分析とは、統計学的観点からトレンドの発生や強さを描画するトレンド系テクニカル指標です。 上の画像は、ドル円15分足に線形回帰分...