スパンモデルの見方・使い方
5月 7, 2015テクニカル指標分析
スパンモデル(Span Model)は、一目均衡表をベースに作られたトレンド系テクニカル指標です。
上の画像は、ドル円15分足にスパンモデルを表示しています。
一目均衡表の雲と遅行スパンのみを表示している状態のテクニカル指標ですが、実際に比べてみると雲の形は違います。
なお、このスパンモデルは、スーパーボリンジャーと組み合わせて利用することをすすめられています。
スパンモデルのFXトレード手法
スパンモデルの使い方は、一目均衡表に似ています。
見方は、次のとおりです。
- 雲が赤い場合はレジスタンス(抵抗線)となり、下への圧力が強くなります
- 雲が青い場合はサポート(支持線)となり、下値を支えます
- 雲がねじれるとトレンド転換する可能性があります
- 雲を抜けるとその方向についていくのが定石です
- 雲の中に入るとレンジになる可能性があります
なお、ピンクのラインのことを遅行線(遅行スパン)と言いますが、この遅行線がローソク足を上に抜けると陽転し買い優勢になり、遅行線がローソク足を下に抜けると陰転して売り優勢になります。
遅行線はだまし回避につながりますので、雲と併せてエントリーの条件とした方が良いでしょう。
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