加重移動平均線(WMA)の見方・使い方
加重移動平均線(Weighted Moving Average)とは、一定期間の価格を過去になるほど低く、直近になるほど高く評価して描画したトレンド系テクニカル指標です。
上の画像は、ドル円15分足に加重移動平均線を表示しています。
同じ移動平均線ですが、単純移動平均線は一定期間の価格をすべて同評価し、指数平滑移動平均線は直近のローソク足1本分のみ高く評価するという違いがあります。
どの移動平均線が良いかは人それぞれのトレード手法によって異なりますが、日本人は単純移動平均線(SMA)を利用する人が圧倒的に多いですし、外国人は指数平滑移動平均線(EMA)や加重移動平均線(WMA)を使う人が多いのが現状です。
加重移動平均線のFXトレード手法
加重移動平均線の使い方は、他の移動平均線と同じです。
ローソク足の上にラインがあればレジスタンス(抵抗)となり、ローソク足の下にラインがあればサポート(支持)となります。
また、ローソク足がラインを上に抜ければ買いのシグナルとなり、ローソク足がラインを下に抜ければ売りのシグナルとなります。
この加重移動平均線も指数平滑移動平均線(EMA)と同様にだましにあう可能性が比較的高いので、気を付けてください。
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