中国の経済指標の重要度
中国の重要経済指標は、次のとおりです。
指標名 | 発表日時 | 重要度 |
---|---|---|
製造業PMI | 毎月1日(10時) | ★ |
非製造業PMI | 毎月1日(10時) | ★ |
貿易収支 | 毎月10日頃(11時) | ★★ |
消費者物価指数 | 毎月中旬(10時30分) | ★ |
生産者物価指数 | 毎月中旬(10時30分) | ★ |
鉱工業生産 | 毎月中旬(11時00分) | ★ |
小売売上高 | 毎月中旬(11時00分) | ★ |
固定資産投資 | 毎月中旬(11時00分) | ★ |
GDP(国内総生産) | 四半期ごと(11時00分) | ★★ |
中国の情報
中国の基本情報は、次のとおりです。
【国名】 中華人民共和国(China)
【首都】 北京
【人口】 約13億4,113万人
【GDP】 52兆1,836ドル(2012年)
【通貨】 元
【産業】 食品・機械・繊維・非金属鉱物・化学原料など
FX(為替)と中国の経済指標について
今や日本を抜いて、アメリカに次ぐ世界第2位の経済大国となった中国。
当然、中国の経済指標が世界経済に与える影響も大きく、その結果を重視すべきですが、中国元のトレードをできるFX業者は少ないので、それほど影響はありません。
一方、オーストラリアは中国との貿易が盛んなため、豪ドル/円などのオーストラリアドルが絡んだ通貨ペアは、結果によって大きく動く可能性があるので注意する必要があります。
為替の場合、中国の経済指標で動くというよりも、その結果を受けた上海株の影響力の方が強く、2015年8月には、数年に渡り上昇し続けてきた上海株が暴落して世界同時株安を招き、結果、為替もつられて暴落しました。
「人民元切り下げ」や「カラ売り規制」「取引き停止」というように、中国政府が直接介入してくることもあり、中国の経済状況が悪くなるとFXも難しくなるのが難点です。