アメリカ 米雇用統計(非農業部門雇用者数)
9月 4, 2015アメリカの経済指標
米雇用統計は、10項目以上の指標の総称で、その中でも重視されているのが次の3つです。
- 非農業部門雇用者数(農業部門を除いた産業で働く雇用者数)
- 失業率
- 平均時給
普通に考えると失業率が重要な気がしますが、それ以上に非農業部門雇用者数が一番注目されており、この予想と結果が乖離すると大きく動きます。
FXをする上で、一番注意しなければならならないと同時に、一番チャンスであるのが、この米雇用統計です。
アメリカは世界一の経済大国であり、米ドルは世界で一番流通量が多い通貨なので、米雇用統計の結果によって大きく変動します。
普段穏やかな値動きをする米ドル/円でも1円くらい動くことは普通ですが、以前は一瞬で1円以上、その後も終日一方的に動き続けて3.5円動くことも年に数回あったので、その時と比べると物足りなさはあります。
それでも毎月最初の金曜日はお祭りであり、みんなが注目している経済指標なので、指標トレードを身に着けて、短時間に効率よく勝てるようにしたいものです。
アメリカ 米雇用統計-失業率の発表日時・重要度
【国名】 アメリカ合衆国(United States of America)
【発表日時】 毎月第1金曜日(夏21時30分・冬22時30分)
【重要度】 ★★★
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