FXで損切り貧乏になる原因と対策
「FXでは損切りが絶対必要」ということで、その言葉を信じて損切りしていると損失がどんどん増えていくことがあります。
これが損切り貧乏です。
1回の損失は少なくても負けがかさむので、トータルでは結構な損失額になります。
かと言って、損切りせずに含み損に耐えると、いつか1回の負けで大きな損失を喰らうので絶対にダメです。
このように、損切りは必要ですが、損切り貧乏になっては意味がないので、その原因と対策を知り、損切り貧乏にならないトレードを心掛けましょう。
狭いレンジにもかかわらず上下で損切り貧乏になる原因と対策
FXでよくあるのが、売ったら上昇され損切り、それならと買った途端に下落され損切りを繰り返すパターンです。
20~30pipsの狭いレンジでも、あっという間に100pipsを超える損失になっていることもあるので注意が必要です。
このパターンに入り込むと、「さっきのポジションを持っていたら勝っていたのに!!」、「また逆に動きやがって!!」と、怒りで何をやっているかわからないくらいエントリー・決済を繰り返してボロボロになります。
狭いレンジで損切り貧乏になる原因
- レンジの上限・下限が見えていない
- 負けを獲り返そうと熱くなって、すぐに反対のポジションを持つ
- ポジポジ病になって、絶えずポジションを持っている
- 早めに損切りしていない
- ストップの設定がギリギリ過ぎて、ストップを付けられた後に反転されている
狭いレンジで損切り貧乏にならないようにするには、上記の原因の逆のことをすることですが、特に重要なのが「負けてもすぐに獲り返そうとしてエントリーしない」ことに尽きます。これさえ守れば、レンジで往復ビンタを喰らう確率が激減します。
勝率は高いのに損切り貧乏になる
勝つ回数は多くて、損切りもしっかりしているのに損しているという人は、結構います。
無駄にスプレッドを払って、さらに損を積み重ねているので、トレード手法を改善しなければなりません。
勝率は高いのに損切り貧乏になる原因
- 利確・損切りの位置が見えていない状態でエントリーしている
- 待ちきれず早めにエントリーしている
- 中途半端なスキャルピングで、一日に何度も無駄なエントリーしている
- 「利確の幅」よりも「損切りの幅」の方が広い
- 早めに損切りしていない
勝率は高いのに損切り貧乏になっている人は、利確・損切りのポイントが見えた状態で、できるだけ損切りポイントに引き付けてエントリーしましょう。また、このパターンで損切り貧乏になる人は主にスキャルピングをしている人なので、トレードスタイルの変更も考慮してください。
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