ユーロ/ニュージーランドドル(EUR/NZD)の特徴・値動き
ユーロ/ニュージーランドドルは、ユーロ/豪ドルと同様にユーロと資源国通貨の組み合わせです。
オーストラリアでは鉱物資源や石油が採れるのに対し、ニュージーランドではそれらは採れないので、酪農製品、肉類、林産品が主な産業となっています。
このように産業の内容は違いますが、ニュージーランドドルと豪ドルは同じような動きをする特徴があります。
ユーロ/ニュージーランドドルの場合、流通量から判断しても取引量の多いユーロメインで動くことが多いですが、ニュージーランドは参加者が少ない日本時間の早朝から始まりますし、指標もその中で発表されるので気を付けなければなりません。
その理由は、少ない資金で相場を動かすことができるので、ストップロスハンティングで狙われることがあるからです。
取引量の少ない通貨ペアなので、元々、他通貨の影響を受けやすいという特徴もあります。
そんなユーロ/ニュージーランドドルですが、スプレッドが広すぎるのでスキャルピングとデイトレードではトレードできません。
ただ、スワップはニュージーランドドル/円よりも高いので、スイングトレードには向いています。
その場合、参加者が少なくて突発的な動きをする可能性があるので、長期トレンドで確実に底を打ったことを確認し、短時間足でも反転上昇したとことを確認してから買いましょう。
ユーロ/ニュージーランドドルのポイント
ユーロ/ニュージーランドドルの特徴は、次のとおりです。
通貨ペア名 | EUR/NZD(ユーロ/ニュージーランドドル) |
---|---|
スプレッド | 最狭は3.5pips~ |
スワップ | 高いのでスワップ目的のスイングトレードに向いています。 |
動きやすい時間 |
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