ローソク足が日足5MAから乖離
テクニカルのひとつに、移動平均線があります。
一般的なテクニカルなので、FXをやっている人すべてが知っているでしょう。
ローソク足は、この移動平均線の日足5MAからはそんなに離れないという特徴があります。
簡単に言うと、ローソク足の髭・本体の上下どちらかが一日に一回は触れる、または、近くまで行くことがほとんどということです。
そのため、前日に大きく一方的に動いた場合は、日足5MAまで戻すことが多いので、その反発の動きを利用して、逆張りでエントリーします。
決済は、日足5MAに触れたところです。
ただし、注意点があります。
日足5MA乖離時の逆張りトレード注意点
上の画像は、ドル円・日足チャート(2018年4月26日)です。
赤線:5MA
青線:25MA
黄色の線:75MA
ピンク色の線:200MA
ほぼ毎日、ローソク足は5MAに触れます。
ただし、強いトレンドが発生して勢いがある時は、動きが少ないドル円でも一方的に動き、上の画像のように、数日間連続でローソク足が日足5MAに触れない日があります。
この時は、迷わず損切りしなければなりません。
もし損切りしなかった場合、その時は助かっても、いずれ高額な含み損を抱えます。
完全に逆張りのトレードになるので、安全のためにも枚数をできるだけ減らしましょう。そのまま一方的に動く可能性もあり、その場合は大きく損してしまうので、枚数を減らすことは厳守です。
この方法が有効なのは、比較的動きが緩やかなドル円です。ポンドやユーロは普段から動きが大きいので、日足5MAから乖離していることも多いです。ポンド・ユーロは参考程度に見てください。
為替介入や世界的な暴落時は、テクニカルに関係なく一方的に動くので使えません。
このトレード方法を実践する場合は、必ず上記3つのルールを守りましょう。
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