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米ドル円が動ない理由・原因は?今後の展望と対策


日本人が大好きな通貨ペアは、自国通貨である「円」と、世界一の流通量を誇り、最強通貨でもある「アメリカドル」の組み合わせの「米ドル円」です。

ニュースでも米ドル円のレートは発表されるので馴染みがあり、他国の通貨ペアと違い円換算する必要もないのでレートが一目瞭然というのが人気の理由でしょう。

そのため、多くの日本人FXトレーダーがトレードしている米ドル円ですが、現在は全くと言っていいほど動きません。

これでは、米ドル円で稼ぐことは無理です。

米ドル円が動かなくなった理由・原因と今後の展望、対策について説明いたします。

最近の米ドル円の値動き

米ドル円暴落

上記の画像は、2018年末から2020年6月までのドル円週足チャートです。

大きく下落しているポイントが2つあり、売っていれば大きく勝てたでしょう。

一つ目(オレンジの矢印)は、年末からトランプ大統領の発言で下落した流れが続いている状況で年を越し、年が明けて日本時間が開始する2018年1月3日の早朝に薄商い時を狙われてフラッシュクラッシュ(瞬間的な急落)が起きました。

二つ目(グリーンの矢印)は、中国で発生した新型コロナウイルスがアメリカを始め全世界に蔓延したことで、景気の落ち込みを危惧して売られた場面です。

こう見ると「よく動いているなぁ」と思うかもしれませんが、どちらも1年に1回たまたまあった暴落で、その後は売られ過ぎから買われ、短時間で激し値動きは収まっています。

ドル円は1日に数十pips動くのがやっと

2019年と2020年は暴落があったので週足チャートを見ると動いているように見えますが、この暴落以外の場面では、米ドル円はほとんど動かず、1日に数十pips動くのがやっとです。

米ドル円動かない

上記の画像は、2020年上半期の米ドル円日足チャートなのですが、新型コロナウイルス蔓延を懸念した暴落から戻した後は、1日の値動きは数十pipsがほとんどで、しかもレンジになって動きません。

暴落後に落ち着くと値動きが緩慢になるのは必然ですが、暴落していない時もほとんど動かなくなりました。

これでは、米ドル円でトレードしても大きく勝てる可能性はなく、逆に損する可能性大です。

米ドル円が動かなくなった理由・原因

昔の米ドル円は、もっと激しく動いていたし、レンジになってもレンジ内で上下していました。

雇用統計で、米ドル円が3.5円以上動くこともあったほどです。

しかし、現在は全く動きません。

米ドル円が動かなくなった理由・原因は、「レバレッジ規制50倍・25倍」と「官製相場」にあります。

FXの魅力は、小資金で大きなトレードができることでしたが、リスクがあるとの判断でレバレッジ規制が行われ、50倍になり、現在は25倍のトレードしかできなくなりました。

日本政府には、リスクを減らす目的よりも、FXトレーダーが相場を動かせないようにする目的の方が強かったはずです。

その思惑通り、大きなトレードができなくなったことでFXを撤退する日本人が増え、結果、米ドル円を含め為替全体が動かなくなりました。

さらに、安倍政権がアベノミクスを演出するために日銀やGPIFに日経平均株価を買い支えさせたことで、米ドル円も下値が堅くなり、方向感を失ってレンジになったのです。

米ドル円の今後は?

「米ドル円は今後動くようになるのか?」と、心配になる人もいることでしょう。

安倍政権の終焉やトランプ政権の行方、新型コロナウイルス蔓延、北朝鮮問題、世界経済情勢などによって、米ドル円が短期的に動くことはあるはずです。

しかし、レバレッジ規制でFXトレーダーが少なくなっているので、昔のように勢いよく動くことは期待できません。

動かない米ドル円の対策

現在の米ドル円の値動きは、1日数十pipsです。

例えば、1日の値動きが50pipsなら、安全に獲れるのは半分の25pipsくらいでしょう。

何度も往復してくれればその分取れるチャンスも多くなりますが、今はジリジリ一方的に動いて往復しないので、1日に1、2チャンスあるかないかの状況です。

したがって、スキャルピングでのトレードは無理で、デイトレは1日1回、スイングトレードなら何とかトレードできます。

大きく勝つためにはスキャルピングやデイトレでのトレードが必須なのに、米ドル円ではそのトレードができないので、ほぼやる意味がないですね。

資金を投入して大きなトレードをするのも一つの手ですが、枚数を増やした途端に逆に大きく動いて大損するのはよくあることで、自分も経験したことがあるのでお勧めできません。

そこでお勧めなのが、ポンド円かユーロ円、ユーロドルでのトレードです。

昔は値動きが激し過ぎてFX初心者には手が出しづらかったポンドやユーロですが、為替全体の値動きが緩慢になったことで、敷居が低くなりました。

さらに、値動きも昔の米ドル円くらいはありますし、スプレッドも以前よりも安くなっています。

ポンド円かユーロ円、ユーロドルなら、まだFXトレードを続けられるでしょう。



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